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おいしいと感じる飲み物の温度は、季節によって異なります。最適な温度の飲み物を手軽に補給できる保温保冷ボトルは、アウトドアでも積極的に活用したいアイテムです。
たとえば冬山。ボトルに詰めた温かい飲み物は、風雪の中冷えた体を温めてくれます。気温マイナス20℃で95℃の液体をボトルに入れた場合、ボトルの外と内の温度差は115℃にもなり、ボトルの性能によって保温力の違いが顕著に現れます。氷点下の世界でも高い保温力を維持できる軽量なボトルが欲しい……。そこから登山に特化した保温保冷ボトルの開発が始まりました。
一般的に魔法びんと呼ばれる保温保冷ボトルは、ステンレスの外筒と内筒の間に真空層を持つ2重構造で、内側から外への熱の移動をブロックします。しかしながらこの2重構造により、容量の割に大きく重くなってしまうというデメリットがありました。
開発にあたり、モンベルがこだわったのは保温性と軽量コンパクト性の両立でした。
理想のボトルを作り上げるために行ったのは、素材と構造の追求。
本体は強度に優れたステンレス鋼材を使用。スピニング加工を施し、極限まで薄くしました。外筒は0.28mm、内筒は0.1mmという極薄のステンレスで挟む真空層は、高度な技術を要するわずか1.2mmの厚みに設計。内筒には優れた耐食性を誇るSUS316という特殊なステンレス鋼材を採用して耐久性を確保し、内筒の外側には輻射による放熱を防ぐ反射加工を施しました。また開口部からの熱もれを防ぐために、内栓には発泡ポリプロピレンを封入し、断熱効果を向上。その結果、優れた保温力を保ちつつ、軽量コンパクトな形状が実現しました。
冬山での使用を想定し、グローブをつけたままでも簡単に開閉ができる六角形の内栓に加え、今回、コップ(外栓)の形状を見直し、天頂部の縁に凹凸を付けることで操作性を向上。シリコーン製の滑り止めが不要となり、より軽量で扱いやすくモデルチェンジしました。さらに、チタン製の超軽量モデルもラインアップに追加。
細部にまで工夫をこらし完成した「アルパインサーモボトル」。 “アルパイン”の名に恥じない山岳仕様のボトルは、さらなる進化を遂げています。
ワンタッチで開閉できる直飲みキャップモデル
超軽量チタン製モデル
保温・保冷効果に優れた内栓・コップタイプと素早い水分補給が可能な直飲みタイプから選べます。
本体底、コップ上部に取り付けられるシリコーン製カバー
ボトル本体を保護する、発泡ゴムを使用したボトルカバー。
別売りのショルダーストラップを取付できるDカンが付いています。※保温・保冷効果は変わりません
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